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zoom RSS ウルヴァリン(ヒュー・ジャクマン)の映画『レ・ミゼラブル』

<<   作成日時 : 2013/02/07 05:23   >>

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日本名『ああ。無常』で知られるビクトル・ユーゴーの名作『レ・ミゼラブル』のミュージカル映画である。小学校のとき、子供向けの「ああ、無常」を読んで以来、、なんど読んだかしれないビクトル・ユーゴーの超大作小説である。
『レ・ミゼラブル』は1862年に発売されるや爆発的に売れ、貧しい人までがお互いが金を出し合って買い、回し読みをしたと言われるほどの大好評を博した小説で、1984年までに500万部も売れ、いまだに世界中で売れ続けている作品である。

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これは、最初に出された『レ・ミゼラブル』の本の表紙であるが、現在も舞台のポスターとして使われている。


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舞台でも、1980年以来世界各国でロングランを続けており、日本でも不定期に公演されているが、つねに好評を博して全世界で延べ6000万人が見たと言われているミュージカルである。
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今年2013年4月からも帝国劇場で公演される。




たった1本のパンを盗んだばかりに、19年間も牢獄に入ることになったジャン・バルジャン。

1本のためと言っても、おとなしく牢獄にいれば、1カ月程度で出れるはずであったが、飢えて家で待つ子供たちのことを思うと、おとなしく牢にいるわけにはいかなかったジャン・バルジャンは、なんども脱走を試み、看守に逆らったため、刑期が加算されて、19年間も牢獄にいることになったのである。

映画では原作に準じて妹の子供たちのためにパンを盗んだことになっているが、児童小説などでは、自分の子供のためとなっているものが多い。


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映画でいいところは、この群衆と本物の建物などの背景でありますね。

舞台では、どんなに群衆といっても、映画のように何千人規模というわけにはいかないし、建物も書割だからね。

迫力が違います。


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ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャクマン、ウルヴァリンで人気が出たけど、『レ・ミゼラブル』のジャン・パルジャンって・・・・しかもミュージカル!

大丈夫か?と思ったら、舞台役者の方が先だったそうで、ミュージカルの経験もあるそうです。

1998年に『オクラホマ!』というミュージカルのロンドン公演で主役を務めている。

その後、舞台の『レ・ミゼラブル』にジャベール役で出演しないかとなんども誘われていたそうである。

1999年から映画のほうで売れるようになっていたため出演できなかった。

出ていたら、この映画のジャン・バルジャンはなかったかもしれない。

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ジャン・バルジャンが、出所した後、教会で、助けてくれた牧師の大事にしていた銀の燭台を盗み、ふたたび捕まるが、牧師が銀の燭台はあげたものだと言ってくれたおかげで、釈放される。

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牢獄で地獄のような生活をして、荒みきっていたジャン・バルジャンは、この牧師の行動で深く後悔して立ち直ることになる。

そして、やがて仕事で成功して、自分の工場のある町の市長となる・・・・・・・というあたりで、だいたいの子供向けの本やダイジェスト版では終了するのではあるが、実際は、悲惨なことが延々と続くのである。

原題の『レ・ミゼラルブ』とは日本語で悲惨な人々という意味であるから・・・・・


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この当時、一般庶民の命など犬以下だったのである。

人権無視だった。

現在、人権国家のような顔をして取り澄ましているフランスは、たかだか二百年前は野蛮な国だったのである。

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それが、たまりにたまって、革命へと爆発し、さらに暴発していくのである。

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ジャン・バルジャンは、ふたたび獄中の人となり、ななたび脱獄して逃げ回ることになる。


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ジャン・バルジャンを執拗に追いかけるジャベールも、また悲惨な過去を持つ孤独な男だった。

彼が信じられるのは法律のみであった・・・・・その法律を破った男を許せなかった。

だが、フランス革命により・・・・・・・

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コゼット・・・・薄幸の少女・・・・・コゼットの母親、死んだファンテーヌとの約束を守るため、ジャン・バルジャンは、コゼットを育て守り続ける。

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物語は、ナポレオン1世の統治下の1815年からルイ18世などの王政復古などをへて、1833年の7月革命ごろまでのフランスの革命の嵐、動乱期を時代背景に描かれている。

まあ、正直、物語は長く複雑なので、そういうのをあまり気にしないで、映像や音楽や歌のすばらしさに浸ったほうがいいかもしれない。




思い出されるのは、スーザンの歌




ヒュー・ジャックマンやラッセル・クロウの歌声も驚きでしたね。




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若い二人の愛は・・・・・・・・・・


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美しい人は、やっぱりアップで観たいしね・・・・・・


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こういう雰囲気は映画でなければ出せないしね・・・・・


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フランスの動乱の時代の民衆の怒りや勇気、恋愛、それを支えることになった男の心情をを朗々と歌い上げている映画である。


ナポレオンではなく、ジャン・バルジャンによって、フランスの民衆は革命を克ち得たという物語である。

作者のビクトル・ユーゴーはナポレオンが大嫌いであったそうである。

ナポレオンが、民衆を解放してくれるかと思っていたのに、権力の頂点たる皇帝になったからだろうね。



『レ・ミゼラブル』は今までにもなんども作られているが、この『レ・ミゼラブル』が一番完成されている映画だと思われます。

かつて、ジャンギャバンも演じているんですね。

DVDもでてます。



監督は『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞したトム・フーバー監督である。



一見の価値ありな映画でありますよ。



本も読まれんことを・・・・・・・





                                  


ーーーーーーーーーーーーーーーー参考文献

レ・ミゼラブル〈1〉 (岩波文庫)
岩波書店
ヴィクトル ユーゴー

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レ・ミゼラブル (1) (新潮文庫)
新潮社
ユゴー

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レ・ミゼラブル [DVD]
アイ・ヴィ・シー

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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
レミゼラブル ちょっと気になっていました
英国王のスピーチ 面白かったので 同じ監督だから面白そうだなぁ〜と・・・
俳優陣は 吹き替えなしで 本人の歌声だと言っていましたね〜

ナポレオン 確かに 結局は権力をにぎりましたからね
ビクトル・ユーゴーの気持ちも分かりますね
みるしっぽ
2013/02/07 06:50
☆ みるしっぱさんへ
やっぱり、本人たちの歌声でないと面白くないですからね。
それにライブで、演技をしながら録音したそうで、20回も繰り返した歌もあるそうです。

ナポレオン・・・民衆の味方だと思っていたら、皇帝になってしまいましたからね。
ベートヴェンもナポレオンを讃える音楽を作ったのに、皇帝になったのでガッカリしたそうです。
ねこのひげ
2013/02/07 07:11
レ・ミゼラブルはこちらでは「レ・ミィゼェラァー」みたいに聞こえます。ブルは聞き取りにくく、言っているのかどうか解らないほどです。フランス語の英語読みですね。(笑)
いつでも驚くのはこちらの役者さんは芸達者なことです。たいていの人は歌えるし、踊れますね。
ラッセル・クロウはバンドもやってますしね。ウルヴァリンのヒュー・ジャクマンもトーク・ショーなどにゲストで出ると、明るくたのしく愛想がよくて、歌もうまい人です。
この映画では、アン・ハサウェイが頑張っていて、ゴールデングローブとったから、ひょっとしてオスカーもとるかもしれません。
スーザン・ボイルの歌った歌が、このミュージカルの歌とは知らなかったです。
櫻弁当
2013/02/07 07:50
先日、ハリウッド映画のオーデションで、名前をなんども聞き返しているシーンがありましたよ。
アメリカ人でも、わかりにくい発音の名前があるんですね。
日本の場合、ひとつ面白いことが出来るとか、美人とかいうだけで、シロウトからやにわに芸能人になることが多いですからね。
ヒュー・ジャクマンは、日本に来てもじつに紳士的で感じの良いトークをしてますね。
評判が良いです。

『夢やぶれて』はそれだけで独り歩きしている歌ですから、『レ・ミゼラブル』の歌とは知らない人が多いようです。
ねこのひげ
2013/02/07 08:17
映画に感動して、2度も劇場に通いました。何回観ても素晴らしい映画です。ミュージカル映画はやはり良いですね。
しその
2013/02/07 08:51
名作で監督もキャストもいいのですがどうも
ミュージカルは苦手で…^^;
リーアム・ニーソンの映画は観てるんですけどね。
ジャベール役のジェフリー・ラッシュ。
「逃亡者」のジェラード警部みたいにしつこく
付きまとうんですよね〜

スーザン・ボイルさんのオーディションも見もの
でしたね。みんなの表情がみるみる変わって。
選曲もよかったですよね☆

ひまわり
2013/02/07 10:18
別に世界史勉強したわけではありませんが、何故かフランス革命のあたりの話が好きです。なので非常に興味アリアリ〜皆さん絶賛してますよね。観に行こうかな?
かるち
2013/02/07 11:16
重厚な作品で評判もいいですよね。
きっと観に行ったら感動するんだろうに・・・何故か足が遠のいております^^;
普通なら、歌は録音を使うのに、この作品は生で歌いながら撮っていったのだそうですね。それですごい臨場感が出てるのかも。
フランスがこんな野蛮な国から、今はあそこまで変わったのだから、中国ももうちょっと辛抱したら変わってくれるのかなあ(~_~;)
それにしても、「盗人猛々しい」とは
その言葉、そっくりお返しするよ、って思っちゃいました・・・って、記事に関係ないことばかり書いてすみません
キーブー
2013/02/07 16:29
☆ しそのさんへ
二度行かれましたか〜
出来るなら二度三度と観に行った方が良い映画ですね〜
1985年から舞台で上演されてきて、なんども映画化されてますが、一番完成度が高いでしょうね。
ねこのひげ
2013/02/07 18:33
☆ ひまわりさんへ
ミュージカルは苦手ですか・・・
これは、ほとんど歌ですから、いいと思いますけどね。

スーザン・ボイルさん・・・まさかあんないかにものイギリスの田舎のおばさんから、あんな歌声が出てくるとは思わなかったんでしょうね。
観ているこちらもビックリでしたが・・・
失礼しました!という感じですね。
ねこのひげ
2013/02/07 18:37
☆ かるちさんへ
日本の戦国時代もそうですが、動乱の時代は歴史の転換期で面白いですからね。
ぜひ、観に行ってください!
おもしろいし、感動します。
ねこのひげ
2013/02/07 18:40
☆ キーブーさんへ
みんながいい!いい!!と言うので、いやになりましたかね?(笑)

中国って、日本の武士道精神やヨーロッパのような騎士道精神がないから、いつまでたっても野蛮なままなんだと書いていた人がいましたね。
なにもない時は知らん顔していて、資源があるとわかるととたんに声高にわめきだす。
みっともないですね。
ねこのひげ
2013/02/07 18:50
「ああ無情」は子供の頃から何度も挫折して読み切っていないので話は良く知りませんでした。役者陣も素晴らしいし映像もすごそうなので映画なら見られそうな気がします(^^)
スランス革命前のヨーロッパでの庶民の生活は酷いものだったらしいですね。江戸時代の日本人の方がよほど自由であったと聞いたことがあります。
うずら
2013/02/07 22:04
☆ うずらさんへ
ねこのひげも子供のころ読んでひどい話だと思いましたよ。
映画は、映画館を逃げ出さない限り、目と耳からはいてきますからね。
でもいい映画です。

19世紀ぐらいまでは、ヨーロッパでは下水の設備もほとんどなくて、おしっこなんかも部屋においてあるおまるにして、それを窓から外の道路に捨てていたそうで、だからペストなんか流行ったんですね。
ねこのひげ
2013/02/08 05:34
小学生の頃、推薦図書になっていたような気がします
その頃は『レ・ミゼラブル』ではなく『あゝ無情』でしたけどね
偉人伝とこれは読まず嫌いで、いまだ未読です。多分一生読まないかも。。。
マーシャの乳母や
2013/02/08 23:31
☆ マーシャの乳母やさんへ
推薦図書・・・たぶんねこのひげもそれで読んだというか、読まされた口だと思います。
ねこのひげも『偉人伝』は好きになれません。
野口英世など、実際の野口英世の話を聞いて幻滅しましたね。
ねこのひげ
2013/02/09 06:25
こんばんは。
また遅れてしまってすいません。
レ・ミゼラブルは舞台で見ました。これを映画で?@@と思ってびっくりしましたが予告などを見ていて、ぜひ見たいと思ってました。
でも実際は映画館へは行かれないのでDVD待ちですね。
配役を見てヒュー・ジャックマンは歌えるの?と思いましたが、そうでしたか、舞台出身だったんですね〜。ますます観たくなりました。
TAMO
2013/02/16 22:56
☆ TAMOさんへ
どういたしまして、あれだけの家族を抱えていたら当然です。
倒れないようにしてください。

舞台をごらんになりましたか。
ねこのひげも、映画化?と思いましたが、壮大で素晴らしかったです。
DVDをぜひご覧ください。

ねこのひげもヒュー・ジャクマン?でビックリしましたが、舞台出身というので納得しました。
ねこのひげ
2013/02/17 05:36

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ウルヴァリン(ヒュー・ジャクマン)の映画『レ・ミゼラブル』 ねこのひげ/BIGLOBEウェブリブログ
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