ねこのひげ

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zoom RSS A・ビアス著『悪魔の辞典』

<<   作成日時 : 2010/04/28 04:58   >>

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最近『超約ニーチェの言葉』という本が若い人の間で売れているそうです。
それで思い出したのが、A・ピアスの『悪魔の辞典』です。
ねこのひげが受験生のころ聞いていたラジオの番組で大橋巨泉さんが紹介して初めて知った本です。
最初は、選集として一部が翻訳されて出版されましたが、のちに全訳されて出版されました。
上の画像です。


1911年、いまから100年前に出版された本なので、いまの時代には合わないものもありますが・・・・

いまの時代に合っていて、わかりやすいのを、何点か紹介しますと・・・・・



愛国者ー少数の利益のほうが、全体の利益よりも大事に思える人間。

      政治家には馬鹿みたいにだまされ、征服者には手もなく利用される人間。





平和ー国際関係で、戦争と戦争との間のだましあいの期間。





政治ー私欲のため国政を運営すること。





政治屋ー組織社会という上部構造が生まれる土台になっている泥土に住むウナギ。




首都ー悪政の所在地。





ウォオール街ーあらゆる悪魔が非難する罪の象徴。





警察ー騒ぎを防いだり、騒ぎに加わったりする軍隊。




豚ー食欲の旺盛さと活発さの点で、人類と密接なつながりのある動物。

   ただ食欲の規模は人間に劣る。

   人間と違って、豚は豚を食わないから。




ピアノーしつこい来客を迎える客間の道具。





ヴァイオリンー猫のはらわたを馬の尻尾でこすり、人間の耳をくすぐる道具。





医者ー病気のときには望みをかけ、健康の時には犬をけしかけたくなる輩。





100年まえの文章でも、普遍性あるな〜っ!と納得する昨今であるのが、なさけないことであります。





大橋巨泉さんが、『11PM』で司会を始める前だったか、後だったか?記憶はさだかではないけど・・・・・

巨泉さんが、担当していたラジオ番組内で、フランスジョークや、おもしろい本などを紹介していました。それを聞きながら、受験勉強にいそしんでいたわけです。


いまだったら、i podで音楽を聴きながら・・・・でしょうかね?




アンブロー・ピアスは、新聞で辛口の批評や皮肉とウィットにとんだ文章や短編を書くので、とうじから有名人でしたが、1913年のメキシコ革命の取材中に行方不明になったので、さらに有名になりました。

現在で言えば、戦場カメラマンや従軍記者のはしりというところか?従軍記者というのは、紀元前のローマ時代からいたそうですけどね。


革命の最中、メキシコの怪物がすむといわれた洞窟に入り行方不明になったというので、一時は、地底人に誘拐されたのではないか?UFOにさらわれたのではないか?などの怪説や憶測が飛び交い、漫画や小説に登場しています。

じっさいには、戦闘中に殺されたのでしょうけどね。

メキシコ革命軍の革命家バンチョ・ビラの軍隊についていって取材していたそうだから・・・・・



パンチョ・ビラは、サム・ペキンパー脚本、ユル・ブリンナー主演で映画にもなっている。

『戦うパンチョ・ビラ』(1968年)

ロバート・ミッチャム、チャールズ・ブロンソン、ジル・アイアランド出演のB級怪作映画である。


DVDもでていないようである。


王侯貴族のような生活をしていた体制者や大地主などの富俗階級の圧制に怒った農民により1910年に始まった『メキシコ革命』は、内戦を繰り返したあげく1940年まで続いた。


パンチョ・ビラは、サバタなどとともに革命に貢献した英雄の1人としてメキシコで広く知られている。


画像



4月26日、天気がいいので日向ぼっこをしているリリィです。


しかし、今日28日は、雨と強風でうるさくてしかたない。


よい天気が長続きしませんな・・・・・・・・(+_+)





                            



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

参考文献(ねこのひげの持っている本は、30年前の古いので新しいのを参考までに・・・・他の作家の悪魔の辞典もあります。)




新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)
岩波書店
アンブローズ ビアス

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
『超約ニーチェの言葉』が人気なの?
ニーチェと言えばドイツの哲学者でしたよね。
A・ビアス著の『悪魔の辞典』は初めて知りました。
ちょっと怖そうなカバーだなぁ。
dragon pearl
2010/04/28 15:28
らしいですよ。ニュース番組で取り上げてました。(^_^;)
哲学者『ニーチェ』の著書で有名なのは『ツァラストラはかく語りき』で、シュトラウスの交響曲に一部が使われて有名になり、さらに映画『2001年宇宙の旅』の導入部で使われて、さらに有名になりました。

本のカバー画は地獄を描いたものです。
ねこのひげ
2010/04/28 18:25
 この本は懐かしいです。うちにもあるので、探してみました(^^ゞ。バカ親父が持っているのは、初版の翌年昭和48年10月に出た六版でした。
 写真:芸術上の素養なしに太陽が描く絵。
なんていうのもあります(~_~)。面白いですよね(^^♪。
遊哉
2010/04/28 21:19
大橋巨泉さんが、紹介したのは、一部が約されたうすい本でした。それが売れたので、この完訳版が出版されたようです。
あのころ、若者は、みんな買ったようで・・・・(^^ゞ

『超約ニーチェ』も格言集のようなもので、ニーチェの一言人生訓を集めた本です。
若者は、時代が変わってもそうかわりないようですね。(^^♪
ねこのひげ
2010/04/29 04:02
この本、初めて見ました。面白そう
100年前の言葉とは思えないほど、現代にもしっくりきますよね。
ねこのひげさんはラジオの話し声を聞きながら受験勉強されてたんですね。
私は話し声とか、言葉が耳に入るとダメで、洋楽だと言葉の意味が入ってこないんでちょうどよくて、勉強中はそればっかり聴いてました。懐かしいなあ(*^_^*)
キーブー
2010/05/02 16:25
あのころに『ナガラ族』とかいう言葉が生まれました。
テレビを見ながら・・・というのもやってました。
けっこう、そのほうが頭にはいた気がします。
でも、いまは無理ですね。
どちらかが、おろそかになってしまいます。
歳です。(^^ゞ
ねこのひげ
2010/05/03 04:36

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