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zoom RSS 映画『ベンジャミン・バトン数奇な人生』によせて映画『華麗なるギャツビー』

<<   作成日時 : 2009/07/23 05:38   >>

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ブラビ主演の『ベンジャミン・バトン数奇な人生』がDVD化され、7月15日発売された。
映画公開からDVD化されるまでの間が、年々短くなる気がする。
原作がスコット・フィッツジェラルドの非常に短い短編でSF短編集のなかで読んだ記憶がある。
スコット・フィッツジェラルドはSF作家ではないんだけど、この短編だけは、SFというかファンタジーなんだよね。
あんな話をよく映画に出来たものだが、いまのCG技術があればこそなんだろうね。

ブラビも特殊メークをされてそうとう辛かったそうだ。午前3時におきて、4,5時間かけて特殊メークをされ、そのまま一日中その状態で夜の午後11時ぐらいまで撮影して、そのメークを落とすのに、また何時間もかけるというのを、毎日のように繰り返したそうだ。

おいおい、いつ寝たんだ?という話だが。



俳優業も大変だ。

ブラピと武蔵丸のCM

ボディガード編






スコット・フィッツジェッラルドは、アメリカの純文学の作家です。

アメリカ人は純文学タイプの小説が好きだ。

これは、歴史が浅いからだけどね。

日本が明治維新の直後に、西洋文明をとりいれるのに躍起になって『鹿鳴館』という建築物を作り、欧州から嘲笑をかったが、大恐慌前のアメリカも1920年代に似たようなことをやっている。

逆鹿鳴館といえるけどね。

いまでいうセレブ、20年代のアメリカの成金達が、ヨーロッパ貴族の真似事をしたわけだ。

ディズニーの『シンデレラ』というのも、アメリカに貴族社会がないことから、あこがれから作られたアニメ映画だ。

「ひと時の夢を!どうぞ!!」というわけだ。

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1920年代。世界大恐慌の前夜。

映画『華麗なるギャツビー』(1974年公開)はまさに、その時代を描いている映画だ。

パラマウントが、『ある愛の歌』『ゴットファーザー』に続く超大作として作り出した映画だ。

キムタクのやっているCMのギャツビーという商品名はこの作品から採られたものです。



語り手であるニック・キャラウェイ(サム・ウォーターストン)は、引越し先のニューヨークのロングアイランドの隣の大豪邸で連日連夜のように繰り広げられる豪華なパーティに興味を持っていたが、ついに招待され、ギャツビーと友人になる。

そのパーティの中で、パーティーの主催者であり大豪邸の持ち主であるナゾの男『ジェイ・ギャツビー』(ロバート・レッドフォード)の噂を聞く。

密輸で大金を稼いだとか、スパイであるとか、殺人を重ねて大金を手に入れたとか・・・・・。

酒と踊りのドンチャン騒ぎのパーティーにありがちな無責任で勝手な噂が流れていく。

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なぜ、連日連夜のように、豪華なパーティーを開いていたのか?

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たったひとりの女性の気を引くためだった。

かつて愛し合いギャツビーが戦争でヨーロッパに行っている間に、上流階級の男性と結婚して、ギャツビーの大豪邸の対岸の豪邸に住んでいる元恋人ディジー(ミア・ファロー)を振り向かせるためだった。

ディジーは生まれながらの上流社会の人間であり、ギャツビーは貧しい庶民であった。

ために軍人としてヨーロッパに行った。


これは純愛映画だったわけです。


大豪邸も豪華なパーティーも、かつての恋人ディジーの気を引くためだった。

すべては、彼女のために。

一攫千金を成し遂げて、なにもかも手に入れた男が、さらに手に入れようとしたものが、女の愛。

でも、結局は、そのために、すべてを失くすことになるんだけどね。

自分の命さえも・・・・・・。

女冥利に尽きますが・・・・・・。


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ディジー(ミア・ファロー)。

それほどの女か?という印象だが、そのディジー役に予定されていたアリー・マッグロウが、パラマウントの重役であった旦那ロバート・エバンスと離婚して『ゲッタウェイ』で共演したマックインと結婚して役を降りたために、オーデションが開かれ、バーブラ・ストライサンド、キャンデス・バーゲン、フェイ・ダナウェイなど超主役級のノン・テストで主役を勝ち取れるはずの女優達がプライドを捨ててスクリーン・テストを受けたが、ミア・ファローに役をとられた。

あまりに、この役ディジー役を手に入れようという競争が激しかったためらしい。

200人からの有名無名の女優達がスクリーン・テストを受けに来た。

それほどの作品であったわけですけどね。

それほど『華麗なるギャツビー』は、前評判が高かった。


ギャツビーを撃ち殺した男ジョージ・ウィルソン役のスコット・ウィルソンは、先日7月14日、テレビ東京でやっていたロッド・スタイガーとシドニー・ポワチエの『夜の大捜査線』(1970年作)でも、人殺しの役で出演していたが、彼は『冷血』で殺し屋の役をやって以来、こんな役ばかりしかこなくなった。

いちどついたイメージというのを消すのは難しいようですね。


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ミア・ファローのどこがいいのかわからんけど、彼女は実によく大作に出ている。

演技力があるのかな?

ガリガリでチキンスープのダシを採るための鳥ガラのような女だとおもうんだけどね。

アメリカ人の思う上流社会の女というのは、あんなのかね?

わからんけど・・・・・・。

と思っていたので、調べたら、ミア・ファローは父親がハリウッドの監督。母親が女優でビバリーヒルズで生まれ育った典型的なセレブだった。

近所に住んでいた同年齢のライザ・ミネリやキャンデス・バーゲンと父親の作った映画を観て、同じような衣装を作ってもらって遊んでいたそうだ。

ようするに、ディジーと同じように声までも金持ちらしい生活を送ってきた女性なので、わがままであまったれで身勝手なディジー役にぴったりだったわけだ。


最初の結婚相手が、30歳年上のフランク・シナトラであったいうのには驚かされたけどね。


映画に出てくるクラシックカーにもド肝を抜かれたけどね。

黄色いロールスロイスとか、デッセンバーグとか・・・・かつての名車が勢ぞろいした。
いまだったらCG再現だろうけど、この当時は本物が並んだ。

数億、数十億・・・・・・値段をつけられないほどの車が並んでいた。

黄色いロールスロイスは、わざわざ、ヨーロッパから飛行機で運んできたそうだ。

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本物といえば、パーティーに出てくるきらびやかに宝石やドレス、タキシードで飾った社交界の面々も本物で。、本物の社交界の御歴々、当時のアメリカきっての会社の重役や夫人達が、本物の宝石で飾り立ててエキストラとして出演してくれたそうだ。

隅から隅まで本物を取り揃えた映画だった。

ストーリーよりも、その舞台の本物の道具だてのほうに魅了された映画だった。

豪邸も、セットではなくアメリカ各地の本当の豪邸を借りて撮影された。



映画に出てくる男性陣の衣装はあの”ラルフ・ローレン”の手になる本物で、ファションがこの映画のもうひとつの主役ともいえる。

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衣装を観ているだけでもあきない。

映画の設定は約100年前、映画の公開は25年前なのに、ため息が出るほど魅力的な洋服の数々・・・。

そのラルフ・ローレンのファションを次々と着せて見せてくれるロバート・レッドフォードのかっこいいこと。

男ながら惚れ惚れする。

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レッドフォードのような大人のかっこよさは、いまの男どもに望むのは無理だけどね。


いまでは、こういう映画作りをすることは、ハリウッドでさえも無理になってきたけどね。



ブラット・ピットー『ベンジャミン・バトン数奇な人生』ー短編。

ロバート・レッドフォードー『華麗なるギャツビー』ー長編。

両方とも、スコット・フィッツジェラルドの作品です。

両方の映画のDVDを見て新旧の美男子ぶりを比べて観て見るのもおもしろいかもね。(^^♪



                                        



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