ねこのひげ

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zoom RSS ボクらの時代ー湊かなえ・有川浩・万城目学

<<   作成日時 : 2011/05/07 04:19   >>

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総発行部数850万部の作家3人の対談である。とサブタイトルがついていた。
日曜日は、リリィの朝の散歩から帰ってくると、たいていこの番組を見ながら朝食である。

5月1日日曜日の『ボクらの時代』

3人とも、飄々としてオットリとした雰囲気であるのが面白かった。前回の人気若手俳優3人が3人ともタバコをふかしながら、めんどくさそうにしゃべっているのにはあきれたが・・・シャイといってもね・・・・・
まだ、タバコを吸っているのがいたんだ。さんま世代50代ならわかるが、20代でもテレビに映るのに喫煙しているのがいるのにあきれる。収録の間ぐらい我慢できないのかね?

俳優のほうが不健康な古臭い習慣を残しているのか?


しかし、今回は面白かった。


湊かなえさんは『告白』、有川浩さんは『阪急電車』、万城目学さんは『プリンセストヨトミ』が映画化された売れっ子作家である。

おもしろいと思ったのは、3人とも、ごくふつうの人に見えることである。

もっとギラギラとした変人というか奇人ぶりではないかと思っていたのであるが、たぶん街中ですれ違ってもわからないほど平凡な雰囲気を持つ3人である。


我々より前の世代、60代70代の人達の作家というのは、無頼派というか斜に構えた人が多かった。前述の3人のようにタバコをふかし、酒を浴びるほど呑むという不健康な雰囲気を漂わせた人が多かった。

今の時代、漫画家でも髪の毛を七三に分けてネクタイを締めてスーツを着てテレビに出てくるのであるから時代は変わったというべきか。

野坂昭如さんや赤塚不二夫さんのようなタイプはみかけない。


湊かなえさんも有川浩さんも、専業主婦ですと言っても通りそうな雰囲気であるし、万城目学さんはサラリーマンと言って通る雰囲気である。

じっさい湊さんも有川さんも、主婦である。


新しい作家世代と言える。



湊かなえさんが作家をはじめたきっかけは、結婚して専業主婦をしていて、なにか趣味を始めようと思って最初に始めたのがビーズだそうである。

でもビーズ細工はお金がかかるのだそうである。

「スワロフスキーのガラス玉が1個300円とか・・・・」と有川浩さん。

「そうそう・・・お金がね。.かかるんですよ。」

それで湊さんが、お金のかからない趣味は・・・・・で始めたのが、川柳で、ペンと紙さえあればで書いたのが川柳で、その川柳で優秀賞を取り、そのあと、もっと長い文章をと思って脚本を書いたら佳作をもらって脚本家になろうと思ったが、住んでいたのが地方だったので、脚本家になるには早急な手直しがあったりするので東京に住んでないと無理だとプロデュサーに言われ、ならばと小説を書いて出版社に出したら、本として出版されたのが『告白』だそうである。

デビュー作がベストセラーになり映画化されたのである。


有川浩さんは、子供のころから書くことが趣味であり遊びだったそうである。

趣味で書いた文章をご主人に見せたら「君は作家になれるよ」と言われたのがきっかけで、小説を書き出したそうである。

『阪急電車』も阪急電車に乗っていて、ある出来事を見てご主人が「君の小説のなかのような出来事だね。」と言ったのがきっかけで書いたのが小説『阪急電車』だそうである。


万城目学さんは、小説家になろうとしてから3年間ほとんど人との接触がなく、引きこもり状態で小説を書いていたそうである。

ふつうは、万城目さんのように努力した結果というのが、ふつうである。


湊さんや有川さんのように、頭に浮かんだ文章をそのまま紙に書いたら売れっ子作家。(*_*;



万城目さんいわく「有川さんは、有川さんを大勢恨んでいる人がいると思うから、あまりそんなことを言わないほうがいいですよ。」

「はあ?」

「ふつう、遊びで書いてなんてありえないもの」


小説家になりたくてもなれない人が大勢いるということですね。その人達から見れば・・・・・チクショー!!!でしょうね。



有川さんは苦笑いをしていた。


湊さんも同じである。

「わたしはなにになりたかったかというとケーキ屋さんなんですよね。・・・・・・・考えてみれば子供の頃、お菓子屋さんになりたかったんだというのを思い出したわ。」

「それもあまり言わないほうがいいですよ。」

二人の女性はきょとんとしている。あまり納得してない風である。

自分達がどれだけ凄いかがわかってないようである。


2人は生まれながらに文才を持って生まれたんですね。



『Jupiter』のヒットで有名な平原綾香さんは、学校の友達とはじめていったカラオケではじめて歌ったら、友達が驚愕したそうである。

それまでサックスを吹いていて、一度も歌ったことがないのに、あまりのうまさに友達が驚いたそうで、それがきっかけで歌手の道に進むようになったそうである。

練習や努力ではどうしようもない天分の才というのはあるものです。

持って生まれた美貌のようなものというほうがわかりやすいか?



ほとんどの小説家志望の連中は、出版するに値しないと拒絶されるか無視されて辛酸を舐めるのがふつうであり、挫折して消えていくのがふつうである。


ねこのひげなど、ブログの記事を書くだけで四苦八苦しているので、はなから小説なんて書く気はないけどね。

書くことを楽しんでいられればいいわけです。


子供の頃、漫画家になりたいとか芸能人になりたいというのは、ほとんどの子供が口にすることである。

ねこのひげの姪2人も、中学生になったらモーニング娘に入るといっていたが、いまは結婚して子持ちの主婦と大学生である。

ふつうはそんなものである。


「小説家などというのは才能以外のなにものでもなく、習ったからといって書けるようになるものではないよね。」と万城目さん。

うなずく2人。


そうとはかぎらないが、まあほとんどそうなんだろうね。



教えられて才能が開花する人もいるし10年20年かけて直木賞にたどり着く人もいるわけですが、あの太宰治のように懇願しても芥川賞をもらえなかったような人間は大勢いる。



「しかし、映画になった場合、あのシーンはありえないよね。」と万城目さん。「そう、私も映像になるとああきつくなるとは思いませんでした。」と有川さん。


映画『阪急電車』で寝盗り女(安めぐみ)に寝取られた女(中谷美紀)が復讐するために花嫁より目立つ、こっちが花嫁か?といいたくなるようなファションで披露宴に出かけたシーンのことである。


文章で読むと読み手のイメージで頭の中に描かれるからそうでもないけど、映像で突きつけられると、これはない!ここまでするか?という状況を見せつけられたそうである。

ねこのひげも、小説の『阪急電車』気にしないで読んだけどね。それほどの衝撃はなかったが映像で観るときついのかな。

見知らぬ同士が、電車内で、ささやかなことから絡み合っていくのが面白かったけどね。


有川さんも湊さんも文章を書いているときは、たいしたことを書いているとは思わなかったそうであるが・・・

自分で書いていたときは感じてなかったし、読んだときも、感じてなかったそうだが、映像で見ると、また違っていたそうである。


ありえない!と思ったそうである。


書いた本人達が言っているのであるから世話はない。





司会役を万城目学さんが勤めるかたちになり、番組が終わってみれば、万城目さんは、自分の作品をほとんど語ることなく終わっていた。


万城目さんは、『鴨川ホルモー』でデビューし、『プリンセストヨトミ』で直木賞候補になった作家である。


『阪急電車』は現在公開中である。


『プリンセストヨトミ』は5月28日公開である。


湊かなえさんの『告白』は2010年6月に劇場公開されたが、2011年6月12日にWOWOWで初放映されるそうである。




この『ボクらの時代』は、司会がいない番組で、うるさいひな壇芸人もいないので、日曜日の朝、のんびりと朝食をとりながら見るのに適している。



あしたは誰だったけ・・・・・・・・?







                                 


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参考動画  YouTubeより



『阪急電車』予告







こちらは小説のほうにあり映画本編にはなかった物語です。LISMOで配信中・・・・・






『プリンセストヨトミ』予告






『告白』の予告

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
湊かなえさんだけは、読書雑誌で写真を見たことがあります。
ほんとうにフツーの主婦って感じで、そのあまりのフツーさにちょっと驚きました(笑)
たしかに、お遊びで書いたものがなぜだか売れちゃって小説家になりました、なんて言ったら、ものすごい妬みを浴びそうですよね(^^ゞ
キーブー
2011/05/07 14:36
☆ キーブーさんへ
この番組を見ていた小説家の卵から怨嗟の声が上がっているでしょうね。(^^ゞ
でもこれからがたいへんでしょう。
簡単に手にはいたものものは、簡単に失うといいますからね。
ねこのひげ
2011/05/07 19:07
なかなか興味深いですね。
世の中と同じで人間も多様化してますねえ。
小説家だからこう・・っていう枠が無くなってますね。
いろんな人間が書くからまた、オモシロイ物が書けるんでしょうね。
生まれ持った才能っていうのは、確かにありますよね。
凡人には嫉妬の対象ですが(笑)
ただ、長いスパンで考えるとねこのひげさんが言うように、ぶち当たる時が必ずあります。
どの時に本当の力が発揮できるかどうかですね。
タフィー104
2011/05/09 07:13
☆ タフィー104さんへ
どんな人の人生でも、大なり小なり壁にぶち当たる時がありますからね。
それを乗り越えるかどうかでしょうけど・・・・
さっさとあきらめて別の道に行かれるかもしれませんけどね。
漫才師から映画監督になった人もいますから。( ^)o(^ )
ねこのひげ
2011/05/09 07:33
有川さんが途中から、有吉さんになってますよ。
通りすがり
2011/05/17 12:39
☆ 通りすがりさんへ
ご指摘感謝します。m(__)m
よく誤字脱字をやってしまうもので、さっそく修正しました。
ありがとうございます。(^^ゞ
ねこのひげ
2011/05/17 19:10

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