ねこのひげ

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zoom RSS スピルバーグの『宇宙戦争』について

<<   作成日時 : 2011/01/29 04:52   >>

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画像

2011年1月22日に、フジテレビで放映してましたね。
かれこれレンタルも含めると10回は観たかな?
何かが引っかかっていて、10回も観てしまったんだけどね。
なんだろう?
主演はトム・クルーズで監督がステルバーグだし、子役はダコタ・ファニングでヒットしたが・・・・・。
公開の年2005年のベスト2位とワースト2位の両方に輝いているほど、賛否両論の映画だ。
ねこのひげも、観ていて、おもしろいような・・・・おもしろくないような・・・・バランスの悪さを感じるのである。

一体この映画はなにを語りたいんだ?

まるでパソコンがかってに作り出したような完璧さのなかに映画に対する情熱が感じられない映画と言ったらいいのか?


トム・クルーズがスパイではなく港湾労働者という肉体労働者を演じ、ダコダ・ファニングがレイチェルというエキセントリックないやな子供を演じる。
ハリウッド版『DRAGONBOLL』でゴクウを演じたジャスティン・チャットウインが、兄のロビーを演じている。

最近の子役は、怖いぐらいに演技力があるよね。

こわい子役は、日本にもいるけど・・・・・

この2人がいやなガキなのであるが、そうしたのはトム・クルーズ演じる無責任な父親レイのせいでもあるけどね。


場当たり的な生活しかしない亭主にあいそをつかした女房が子供をつれて離婚する。その母親が2人の子供を連れて再婚しているが腹には次のだんなの子供が・・・週末だけ、子供が父親のところに来る。

アメリカの家庭の典型的なパターンである。子供は、会いたくもない父親に会いにいやいや来ざるをえない。

トム・クルーズがいやな親というのが無理があるんだろうな。いい人にしか見えないもんな。

これが、ロバート・デ・ニーロやブルース・ウィリス、メル・ギブスンだったらバッチリなんだろうけど。

うわーっ!こんな親、イヤーダーッ!という親を演じてくれる。

貧乏で、高速道路高架下に建つ家に住んでいるその日暮しのような男。子供の食事というと宅配ピザ。

でも、父親は平気。それでいいと思っている。


そりゃあ、子供、いやがるわな。ぐれるわな。


トム・クルーズは『トップ・ガン』につきるかな?


映像はシリアスです。

エンタティーメントな映画なのに、おふざけがありません。

あるのは未知の攻撃に対する恐怖。慌てふためいて逃げようとする父親の足をひっぱる2人の子供。

まだ、連れて逃げようとするだけ、マシかもしれませんけどね。

アメリカ映画は、つねに家庭、家族を守る父親というのを強調する。

実際には、逆のことが多いからかな?


スピルバーグ監督は、わけがわからず逃げ回るしかない大衆というのを描きたかったのかな?

ご本人もインタビューで語っているが、9・11事件の逃げ回る群集を見ての着想とか。


その群集の代表がレイ親子で、娘のレイチェルは、益々ヒステリックになり、息子のロビーは狂気じみてくる。

あの状態で異常をきたさないほうがおかしいけどね。


スピルバーグは、群集心理やパニック状態を描きたかったのかもね。


お遊び部分は、「大阪でトライポッドを3台倒したそうだ。」という情報がはいるところか?

これは怪獣先進国の日本に対する敬意だそうだ。

レイチェルが見ているテレビでセーラームーンがチラリと見えるお遊びもある。


でも、映画全体では、ハリウッド映画らしからぬ暗く陰鬱な色合いで終始している。

ハリウッド映画というのは、深刻な話でも、どこか色彩が軽やかなところがある。

そこに違和感があるのかな?



宇宙人の乗り物であるトライポッドとアメリカ軍の戦いも本当の戦争のようで迫力がありました。

スピルバーグの描き出す映像表現の凄さを感じます。


フェリー乗り場でのトライポッドの出現は不気味でよかったですね。

レイ親子の乗る車に襲いかかってくるパニックった大衆のほうがもっと怖かったけどね。

追い詰められていく人間の狂気。



トライポッドという三本足のロボットのような乗り物が出てくるのは、H・G・ウェルズの小説に忠実で、ジョージ・パルの1953年の『宇宙戦争』では、これが円盤型に変わっています。

あの円盤は、日系人のアルバート・ノザキによるものだそうです。このころから日本人は裏方として活躍していたんですね。

当時、空飛ぶ円盤の目撃情報が話題になったためらしい。

この『宇宙戦争』も好きでしたね。

シールドで原爆さえも通じないというのがよい。


ハリウッド版ゴジラなんて、機関銃で撃たれて逃げ回るんだからね。

どうかと思う。

スピードがあるからあたらないという理屈はどうもね・・・・・・

皮膚が硬くて跳ね返されるとか、シールドのほうが、納得する。



ストーリーでおかしなところは、これはほとんどの人が指摘しているけど、長い間、地中に隠れていて様子をうかがっていたのに、なんで細菌にやられるんだ!でしたね。

そのぐらい調査して研究しているだろう?ですが・・・・・

宇宙人の科学力をもってしても気づかなかった未知の細菌がいたということかな?(^^ゞ

インフルエンザでも、毎年、新型が出てくるもんね。

鳥インフルエンザしかり。

ふだんは無害のはずの菌が人間を食うという殺人菌”激病溶連菌”や、殺人カビのクリプトコッカ・ガッティというのもありますからね。

地球人には無害でも、宇宙人にとって有害な菌があったということでいいでしょう。

おかげで、不気味な植物は、枯れていき、トライポッドはシールドが消え、宇宙人は死んで行く。


とりあえず、地球は助かる。



タイトルは違うけど、内容は宇宙戦争といえる『インデペンデンス・ディ』(1996年)では、コンピューター・ウィルスにやられるというのがオマージュで、ウィル・スミス主演で、ご都合主義の塊という批判もあるが、娯楽性抜群で大ヒットした。

あの巨大なUFOには恐れ入った。

ローランド・エメリッヒ監督に、なにかを求めてはいけないよね。

彼はつねに娯楽重視の監督だからね。

時々、空回りするけど・・・



アメリカでは300万人からの家出少年少女がいて、その大半が行方不明状態だそうです。

衣食住たりているはずの家庭的にも恵まれている子供が家出してます。

人間は豊かすぎるとかえってうつ状態になるそうです。


ほどほどに、貧乏なほうが言いそうです。

年収が650万円を超えると、幸福度が低下していくそうです。


ホンマカイナ?






                                  




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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
 この映画は、たしかに面白いんだけど、スピルバーグとしては失敗作だと思ってます(^^ゞ。
 トム・クルーズはミス・キャストでしょうね。二名目できれい過ぎるかもしれません。デ・ニーロではちょっと年寄りすぎると思いますが、メル・ギブソンあたりがいいかなあ(~_~)。
 全体に陰鬱な印象があります。カラッとした救いがないような感じでしたね。でも、気になる映画ではあります(^^ゞ。
遊哉
2011/01/29 12:26
この映画観てませんが、何年か前に封切だったのを思い出しました。
「映画スター」と「役者」があるといいますけど、トム・クルーズはスターなんでしょうね。彼が演じると何でもトム・クルーズになっちゃう気がします。他にも悪役のがありましたけどそれもあまり当たらなかったような・・・
ヘタに汚れ役などしない方が良いのかも?
人間の幸福度はお金・物では計れないと言いますよね〜物を買うよりも、経験の方が心を豊かにするとか・・・
おばちゃん
2011/01/29 13:01
☆ 遊哉さんへ
ロバート・デ・ニーロは67歳で、メル・ギブソンは55歳ですから、メル・ギブソンのほうでしょうね。
スピルバーグは、ポジティブなのばかり作ってきたので、暗いのを作りたくなったのかも?
どちらにしろ印象はよくなくてシコリが残りましたね。(~_~;)
ねこのひげ
2011/01/29 18:32
☆ おばちゃんさんへ
「映画スター」と「役者」
ナイスです!それですよね。
トム。クルーズには、こういう汚れ役は似合わないです。
悪役。
前年の『コラテラル』ですね。
あれも、主役のはずなのに相手役のタクシー運転手ジェイミー・フォックスの引き立て役になってしまいましたね。

ですね。
友人で、40歳で経営していた会社を売って、セレブになったのがいて、ヨットに乗ったりして、遊び暮してましたが、5年後ぐらいにまた働き出しました。
遊んでいるのに耐えられなくなったそうです。
周りはうらやましがっていたんで、ビックリしましたけどね。
ねこのひげ
2011/01/29 18:45
トム クルーズといえば、トップガンを思い出します。
素敵でしたね。
この頃、冥王星付近のブルーの物体という情報をネットでみて、検索をして、とてもびっくりしたのですが、でたらめ情報だそうで、、安心しました。

2011/01/29 23:01
☆ 母さんへ
『トップガン』あれはかっこよかったですね。
冥王星付近のブルーの物体ですか?知りませんでした。
本当に宇宙人が地球を訪れないかと思います。(^^♪
ねこのひげ
2011/01/30 04:23
トムクルーズは整いすぎててちょっと面白みがないなって思います。
それでも、テレビで放映された時観ようと思っていたのですが、娘がちょうど仕事から帰ってきてご飯の準備や何やらでストーリーがわからなくなってきたのでやめました(>_<;)一人の時にゆっくり観たいと思います。
サブちゃんかわいいですね!
チャンママ
2011/01/30 18:37
☆ チャンママさんへ
父親がメル・ギブスンで、トライポッドに立ち向かう戦闘機乗りがトム・クルーズという配役だといいかもしれません。
ストーリーも、もっと陽気にしたほうがいいように思えました。

サブは、団地内でもみんなに褒めてもらってます。
飼い主としてもうれしいかぎりです。(^^♪
ねこのひげ
2011/01/30 19:56
この作品、たしかに妙な座りの悪さのようなものがあって、もろ手をあげて讃美する気にはなれないのですが。
でも、観ていくうちにひきこまれるものがあるし、何度か観てるとなおさら滲み出てくる味があるというか(^^ゞ
トム・クルーズは確かに、つるんとしすぎてて男の陰影とか、父親になりきれない偏りのある性格の持ち主である設定とかがもうひとつピタッときませんよね(笑)
でも、群集心理やら、少しずつ狂気を帯びてくる人々がリアルに描かれているし、グオオオ〜ン・・と響く宇宙船の音の不気味さやらがあいまって、救いのない怖さが存分に感じられましたね。
それなのに、ラストがハッピーエンドであるところが、私は好きです♪

>長い間、地中に隠れていて様子をうかがっていたのに、なんで細菌にやられるんだ!
その点は、私はまるっきり気がつきませんでした。言われてみればまさにそう!大笑いでした〜(^o^)

なんだか取りとめなく長くなってごめんなさい。サブちゃん、あいかわらずかわいくて、撫でに行きたいくらいです
キーブー
2011/02/01 17:22
☆ キーブーさんへ
嫌いじゃあないんですけどね・・・・・
なんだか、しっくりこないな・・・・・
という感じが観るたびにつきまとうんですよね。
映像の凄さや緊迫感は、さすがスピルバーグですけどね。(^_^.)
ねこのひげ
2011/02/01 19:44
まさに、書かれてる通りエンターテイメントな作品ですよね。面白いとは言えるけど、それだけ・・・盛り上げるだけ、もりあげたのは良かった?けど、最後はいただけませんでした。後で思いなおしても、何だったんだろうなとしか思えません。ねこのひげさん、よく書いてくれました!
ao
2011/02/02 21:23
☆ aoさんへ
コメント、ありがとうございます。m(__)m
?感が残る作品でした。(^_^.)
ねこのひげ
2011/02/03 04:53

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