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zoom RSS 葛飾北斎の北斎漫画に見る日本の原風景

<<   作成日時 : 2010/07/05 04:54   >>

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数日前、仕事の打ち合わせで原宿に行ったついでに、浮世絵を観に『大田記念美術館』に寄ってきました。
以前この近くに住んでいたのですが、原宿は、かなりというかそうとう変わっていますね。
常連だった店が閉店してたりで、東京は変化しまくりですね。



早くついて、打ち合わせ時間までに30分ほど余裕があったので、ひさしぶりに浮世絵を楽しんできました。



※ 葛飾北斎の生誕250周年ということで、富岳三十六景すべてが見れます。(25日まで


浮世絵といえば、葛飾北斎、東洲斎写楽、喜多川歌麿の3人ですが・・・・

すごいのは、やはり葛飾北斎でしょうかね。

写楽は、大首絵といわれる役者絵、歌麿は美人画と決められますが、北斎は、何でもござれ。ひとつの対象ではなく、ありとあらゆる物を画にしています。

本人も雅号を『画狂人』とつけるぐらい、画くことに狂い、90歳で亡くなるまでに3万点以上もの作品を描いています。

まさに画狂人です。

それがわかるのが『北斎漫画』ですが。

ねこのひげはこの画集『北斎漫画』を持ってますが、よくも、まあ、これだけありとあらゆる物を画いたものだと思います。

北斎漫画というのは、現代人が見ているような漫画ではなく、スケッチのようなものです。

後で、本格的に浮世絵を描くときの参考にするために、スケッチをしておいたのかもしれません。

練習の意味もあったのかもしれませんが、筆でサラサラと書いただけなのに、生きて動き出しそうな躍動感があります。

江戸時代でも評判を呼んで何冊も出され、ヨーロッパにも渡り、ゴッホや、モネ、印象派に多大な影響を与えました。




思いつくままにあらゆるものを漫然と画いたから”漫画”と名づけたと北斎は言ってますけどね。


そのおかげでその当時の、江戸時代の人々の暮らしがよくわかります。

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徳川家が天下をとって一番恩恵にあずかったのは、江戸の人々かもしれませんね。

徳川家康は、ありとあらゆる汚い手を使って、豊臣との約束を反古にしまくって、天下を手中に収めたために、”狸オヤジ”と呼ばれましたけどね。


でも、その結果、日本から250年間、戦争はなくなるわけですけどね。

戦争するのが商売の武士は失業の憂き目に会いますが、庶民にとってはありがたい時代になったわけです。

身分としては下の下だった庶民というか江戸の町人。一見、武士たちに頭を抑えられながらも、この世の春を謳歌したのは、江戸の町人だと言えるでしょうね。


トップの絵のように、宴会を開いて踊る余裕も出てきます。


江戸時代に踊られていたスズメ踊り

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この人物を重ねてパラパラとめくると、パラパラ漫画というかアニメーションのように動きます。


北斎は、連続して動かせば、動きのあるアニメのようになることがわかっていたのかもしれません。





江戸時代、平和になって、庶民もゆとりが出来たので、職業も増えていきます。


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料理人や竹カゴ作り、傘作りの職人・・・タタミ職人・・・・



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大工、桶作り・・・・・洗い張り・・・・


色々な職業がうまれました。






江戸時代の農家の人のお米の収穫風景

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このころの江戸の人々は、贅沢になって白米を食べていたので、脚気が流行りました。白米を食べていた江戸だけで流行っていたので『江戸病』と呼ばれていたそうです。
脚気は、ビタミンB1の欠乏によるもので、心不全や末梢神経の障害を引き起こします。ひどいと死ぬこともあります。
玄米を食べていた地方の人にはなかったのですが、徐々に、日本中で白米が食べられるようになると、脚気も、日本中に広がっていきました。

原因は大正になるまでわかりませんでしたが、治療法はわかっていたようで、ビタミンB1を豊富に含む『蕎麦』などの麦関係の食品をとることを漢方医はすすめました。


江戸で蕎麦が普及した一因でもありますね。

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しかし、昭和になるまで全国的に普及することがなく、脚気は、結核と並んで、戦後まで、日本人の国民病として恐れられていました。



和食とよばれる日本食も、ほとんど、このころ考え出されたようで、うなぎなどを食べている姿が描かれています。

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平和になって贅沢になったためにメタボな人々も増えたようですね。ヽ(^o^)丿





手品のような見世物もおこなわれるようになり・・・・

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お化けのたぐいも・・・・・・・

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平和になったので、出てきたのかな?(笑)


じつに生き生きと描かれてます。


なんど見ても見飽きません。




いま、問題になっている相撲も、江戸時代に常時行われるようになりました。

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賭博もやっていたのかな?(笑



で、犯罪も増えて、犯人の捕まえ方も・・・・・・

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御用!御用!! (^O^)/

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捕まえたー!!ヽ(^o^)丿



しかし、国が許可した賭博・・・パチンコ、競馬、競輪は合法で、個人が賭博をやるのは違法というのは矛盾しているよね。
胴元をヤクザがやるか役人がやるかの利権がらみに琴光喜は巻き込まれたんだね。


あたしゃあ、どれもやらんけど・・・



琴光喜や大嶽親方のこと言えないのが、政界やマスコミにも大勢いると思うけどね。



貴乃花を理事に押した賛成派が野球賭博で処分されたということは、あのときの意趣返しかもね?


時津風も阿武松も、貴乃花に賛成票を投じたからね。


反省はしてないし、根は深いよ。




                                  






葛飾北斎の半生を描いた緒形拳さん主演の映画『北斎漫画』というのもありますが・・・・・・・

これは、ちょっとね。


全体としてはいいんだけど・・・・


新藤兼人監督なのに、ありえないくらいひどいシーンが何箇所かあるんだよね。


どうしたんだろう?でしたね。



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参考文献






北斎漫画
芸艸堂

ユーザレビュー:
楽しめますよ。北斎漫 ...
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松竹
2009-01-28

ユーザレビュー:
芸に対するある種の執 ...
作品の内容より樋口可 ...
「おしん」以前の田中 ...
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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
 「北斎漫画」すばらしいですね。当時の風俗というか人々の生活が手にとるようにわかるような気がします。
 思わずこの本を注文しちゃいました(~_~)。見るのが楽しみです(^^♪。
遊哉
2010/07/05 13:04
☆ 遊哉さんへ♪
あの時代の庶民も、我々とおなじような生活を営んでいたのがわかります。
北斎って、すごいです。(^^♪
ねこのひげ
2010/07/05 19:01
映画の「北斎漫画」、大昔に観た事があります。たしかタコとの絡みのシーンがあって、何だこりゃ・・・と、みているほうが恥ずかしくなったた覚えが・・・
おばちゃん
2010/07/06 10:19
☆ ”おばちゃん”さんへ
ねこのひげも劇場でみたのですが、観客から失笑が漏れたのを覚えてます。
老人になる特殊メイクもひどかったですね。(>_<)
ねこのひげ
2010/07/06 12:44
昭和48年発行「太陽」の北斎特集
むか〜し友人からもらった雑誌を持っています。
肉筆美人画・江戸風俗版画・北斎漫画などが
特集されていて特に北斎漫画は興味深く度々見ます。
ありとあらゆる物と生業が描かれ庶民の江戸が
生き生きと伝わってきますね。
Maria
2010/07/07 02:03
☆ Mariaさんへ
ですね。♪
我々のご先祖様の喜怒哀楽が伝わってきます。(^^♪
ねこのひげ
2010/07/07 05:08

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