ねこのひげ

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画『庭から昇ったロケット雲』ーアストロノーツ・ファーマー

<<   作成日時 : 2010/07/31 05:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 6

画像

2010年7月29日木曜日午後1時30分〜午後3時30分。関東ローカルのテレビ東京で映画『庭から昇ったロケット雲』が放送された。
劇場での公開が2008年7月であったので、夏休みにあわせて放送したのかな?
あいもかわらず、こういう映画は子供のものと思っているのか?
あちこちの映画批評を読むととかくの批判が多い作品であるが、テキサスの広大な大地の美しさや家族愛、夢などが描かれ、実に懇切丁寧に作られたいい映画であると思うけどね。
理由は、個人でロケットを打ち上げて、宇宙に行くなんて荒唐無稽もはなはだしい話だ!というわけらしい。
映画の中でも主人公ファーマーは変人あつかいだけどね。
テキサスの田舎では、彼のような宇宙工学のエキスパートの超エリートが農業をやれば、変人にしか見えないというのは確かだけどね。

(宇宙工学のエキスパートで元宇宙飛行士あるから、ロケットの製作にシロウトではないという理由づけになっている。)

シュリーマンもそう言われたな。
コロンブスも・・・・・・・
アインシュタインも・・・・・変人と言われた人間は大勢いる。

シュリーマンは、子供のとき読んだギリシャ神話に出てくる『トロイ』に見せられ、その発掘のための資金を得るために、商売に励み、資金が出来たところで、ギリシャにわたり、発掘を始める。
もちろん、彼は考古学者ではなく、少年の時の夢を忘れなかったシロウトではあるけどね。
でも、そのシロウトが神話の世界の話と思われていたトロイの都を発見し、トロイ戦争が事実であったことを証明した。
くわしくは、彼の伝記『シュリーマン自伝』でも読んでください。


日本のシュリーマンと言えば、吉村作治先生だろう。

吉村先生は、子供のとき読んだエジプトのツタンカーメン物語に魅せられ、エジプトの女性と結婚までして、エジプト考古学にのめりこみ、数々の歴史的発見をした。

吉村先生は、シュリーマンと違って、エジプト考古学のプロになったわけだけどね。

吉村先生が始めるまで日本の考古学にエジプトを専門に研究する人間はいなかった。吉村先生は、研究資金を稼ぐために、テレビに出まくった。テレビ局のきわものの番組でピラミッドの作り方を紹介したりして、とかくの評判を呼んだが、それもこれもエジプトの研究資金を稼ぐためだった。

一度の発掘で何億もの金が消えていく。

だれも出してくれないからね。自分で稼ぎ出すしかなかったので、かなり怪しげな番組企画にでも出まくったのだ。

それが、出たがりだとか山師だとかの批判を招くことにはなったが、それなくしては、多くの発見はまだエジプトの大地に眠ったままだったろう。

シュリーマンも、その発掘の仕方がムチャクチャだと批判された。

成功する者には、つねにやっかみの嵐が付きまとう。


どうも日本人は、性格的に、人とは、まったく違うこととか、最前線のことを行うことを嫌う傾向がある。

これは、共同で作業を行わなければならない農耕民族の血がなせる技であろうけどね。


もともと、狩猟民族である白人は、狩人として1人でも、獲物を求めてひたすら追いかけるということをやってきた。

だから、まわりに反対されても、頑固に自分の夢を追いかけるところがある。

そういうところは、アメリカ人のいいところだね。


最近、特に驚くのは、若い人、高校生や中学生のほうが、こういった映画に対して、荒唐無稽だと批判する人間が多いのには驚く。
ねこのひげのガキのころは、逆に大人がばかにしていたけどね。


若者に夢やロマンがないのか。芸能人のケツを追いかけるだけが夢なのかね。


ダウンタウンの浜ちゃん主役の映画『明日があるさ劇場版』も、この映画『庭から昇ったロケット雲』とおなじく、浜ちゃん演ずる課長がロケットで宇宙に行く話で、当初、盗作したのか?と思ったが、『明日があるさ劇場版』のほうが2002年公開で、『庭から昇るロケット雲』の方が、2008年公開であるから、どちらかが盗作したということはないだろうな。

まあ、『もし、個人がロケットを打ち上げたら・・・・』という基本的なアイデアが似ていたということだろう。


両作とも、荒唐無稽だとか、いまどき根性なんてと、がんばる姿などは古臭いと批判された。

でも、個人でロケットで宇宙にでると言うのは、かなえられない夢ではないと思うけどね。

実際に、アメリカでは、個人でロケットを作って打ち上げている奴はいるしね。人間が乗って宇宙に行くロケットを製作しているやつもいる。


出来ないことではない。


日本でも、会社を作って、民間で商業ベースに乗るロケットを打ち上げようとしている人たちもいる。

HASTIC(北海道宇宙科学技術創成センター)のCAMUI(カムイ)型ハイブリットロケットがそれである。

大阪には中小企業のおっさん連中が作った『まいど1号』という人工衛星もあるしね。


いずれ、自分の庭から、本当に宇宙に行く奴がいるかもしれない。




10代のうちから、夢をあきらめてどうするんだろう。

すべての人間が成功するわけではないけどね。

東京から飛び立ったフーセンおじさんは、現在も行方不明のままだけどね。


自分が行けなくても、子供が孫が・・・・他の人間に夢を託そうという気がないのかな。


『唯足るを知る』というのは、決して前進することをあきらめるということではないんだけどね。



ねこのひげは、ねこのひげの名前の乗ったプレートを子孫が小惑星『イトカワ』で発見してくれることを期待しているけどね。


もちろん、そのとき、ねこのひげは、宇宙の塵芥になっているだろうけどね。(^・^)




                                   



現在、神奈川県の相模原市立博物館で、はやぶさのカプセルが公開中だそうである。
初日に13000人が押しかけたそうである。





相模原の展示は、きょう31日までで、8月2日〜6日は、茨城県のJAXAつくば宇宙センター。8月の15日〜9日は東京の丸の内オアゾで一般公開される。





一見の価値はあると思うよ。













ーーーーーーーーーーーーーーーーー

参考文献




アストロノーツ・ファーマー/庭から昇ったロケット雲 [DVD]
NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
2008-12-12

ユーザレビュー:
米国的家族愛のトホホ ...
お父さんを支える家族 ...
 夢があるなあ  日 ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by アストロノーツ・ファーマー/庭から昇ったロケット雲 [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



古代への情熱―シュリーマン自伝 (新潮文庫)
新潮社
シュリーマン

ユーザレビュー:
名著本全体が良いとは ...
大声でたくさん音読を ...
シュリーマンの光と影 ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 古代への情熱―シュリーマン自伝 (新潮文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス
かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
 生活する上での「知足」と、夢を持ち続ける、諦めない、というのは矛盾しないと思います。夢をもってないと、生きていても詰まりませんね(^^♪。
遊哉
2010/07/31 11:35
☆ 遊哉さんへ
ちょっと、偉そうなことを言い過ぎたかな?と思ったんですけど・・・(^^ゞ
故糸川英夫博士も、人間はお金や食物が、あるだけでは、満たされない、芸術や夢のようなすきまを埋めてくれるものが必要だ。と、おっしゃってますね。
はやぶさを見るのに、13000にんも来たそうですから、日本人も捨てたものではありませんね。
ねこのひげ
2010/07/31 12:27
人は希望とか夢がないと生きていかれない・・・というか、充実した人生は送れないのかもしれないですね。
サブちゃん、ヨガみたいですね
おばちゃん
2010/08/01 10:37
☆ ”おばちゃん”さんへ
人間には、形ではないもの・・・・希望や夢は大切ですよね。
猫って体柔らかいですね。この状態で寝てます。
ねこのひげ
2010/08/01 12:51
私みたいなファンタジー好きなおばさんよりもしっかりした現実的な子どもが多いのには驚きます。子どものころから夢がなくて、楽しいのかな、って思うんですが(~_~;)
吉村作治先生、ずっと独身だと思ってたんですが、エジプト人女性との結婚歴があったとはちょっとびっくり(笑)
キーブー
2010/08/01 17:12
☆ キーブーさんへ
街中を疲れた中年のサラリーマンのような顔をして歩いている中高生を見ると悲しくなりますね。
ねこのひげのころは、あれやってみたい!これやってみたい!という思いがありましたけどね。

吉村作治先生の娘さんは、佳南という名前でエジプトで人気のある女優さんだそうです。
ねこのひげも、テレビで共演されたので知ったのですけどね。
それまで、ねこのひげも吉村先生を独身主義だと思ってましたよ。(^^ゞ
ねこのひげ
2010/08/01 18:44

コメントする help

ニックネーム
本 文
映画『庭から昇ったロケット雲』ーアストロノーツ・ファーマー ねこのひげ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる