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zoom RSS トヨタ潰し騒動で映画『タッカー』を思い出す。

<<   作成日時 : 2010/02/28 05:20   >>

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米公聴会で、豊田晃男社長は、たたきまくられましたが、その後のアメリカのディラーやセールスマンとの懇談会において、全面的にトヨタを支持するという声と拍手で思わず涙ぐみました。
しかし、まだまだ、米議会の攻撃の手は緩められることはないでしょう。
社長!泣いている場合ではないですよ。彼らは、まだ攻撃してきます。
戦いは始まったばかりです。これからが正念場です。
世界中のトヨタの従業員17万人の生活がかかっているのです。
米議会の議員を、日本刀でぶった切り、槍で串刺しするくらいの気概でがんばってもらいたいものです。

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アメリカ人というのは、ふだんはとっても気のいい奴が多いのですが、自分たちが一番でなければ気がすまないという一面を持っています。
他人が自分より上にいることが許せないのです。

自分が一番でいるためには汚い手でも正当化するところがあります。

「アメリカのために!」と言って。

どこかの国も”愛国正義”とか言って、侵略を正当化してますが。

トヨタだけでなく、他の業種でも同じようなことが起きる可能性があります。

ブリジストンが、アメリカのフャイアーフォックスというタイヤメーカーを買収した後も似たようなことが起きましたからね。

なんて書いていたら、デンソーや矢吹産業などの自動車部品メーカーが独禁法違反容疑でFBIの捜索を受けたそうだ。
急発進したレクサスを買い取って検査するという話も・・・・。

ほらっ、始まった!の感は否めない。



でも、一般アメリカ人の日本車に対する信頼はかなりなものがある。

トヨタ追求の急先鋒である下院監視・政府改革委員会のダレル・アイサ筆頭理事が、16日、20人の報道陣を率いてカルフォルニア州サンディゴのトヨタ販売店を視察したとき、リコール車の修理に来ていた60代のアメリカ女性に声をかけ、トヨタ車にたいする不満をテレビカメラの前で言わせようとしたら、女性は「20年以上乗っているけど、やはりトヨタ車が一番ね。」「リコールも、日本車だから大きく報道されたけどアメリカの車だったらここまで大きく報道されなかったでしょ。」と語ってダレル・アイサ理事の目論見をはずさせてしまった。

『テキサス親父』もトヨタ問題を取り上げてます。

携帯電話の方は、YouTubeで、タイトル”【テキサス親父】トヨタ問題に怒る 字幕付き”を検索あれ !
                                   


なるほど、ビックスリーのうち2社は、アメリカ合衆国国営自動車会社になっていたんだね。(^_^;)



べつだん、トヨタを擁護する気はありませんが・・・・・(本当に欠陥を隠蔽していたかもしれませんからね。)

トヨタだけでなく、日本製品を作っている日本人は、この信頼を裏切らないようにしなければならないことを、肝に銘じるべきでありましょう。



かつて1940年代に『タッカー・トーピード』という当時としては、画期的で先進的な自動車が登場しかけたことがあります。

外見的なおおきな特徴はヘッドライトが三つあることでしたが、ブレーキには、GMやフォード、クライスラーのビックスリーが、まだ使用していなかったディスクブレーキを使い、リアエンジンや安全ベルトが使用されるなどなど、当時の車としては、画期的な性能をしていました。

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この真ん中のヘッドライトが、ハンドルの切る方向に合わせて同じ方向に動くようになっています。
最近の高級車でやっと見られるようになってきたシステムですが、すでにこのタッカーでは使われていました。
こちらのほうが、ある意味現代の車より優れているかもしれません。同時に、二箇所に光を当てていることになるんですからね。

この車は、51台作られたところで、ビックスリーにより潰されましたが、現在も40台以上が愛好家の手により現存しているほどの幻の名車です。

これは映画にもなりました。

1988年公開の『タッカー』という映画です。

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監督がフラシス・フォード・コッポラ。(タッカーを2台所有しているそうです。)

プロディースが、ジョージ・ルーカス。

この二人の映画にもかかわらず、DVD化されていない。

ここにも、ビックスリーからの圧力があるのかもしれません。(というか、ヒットしなくて赤字だったんですけどね(^^ゞ)


1945年。第二次世界大戦が終わろうとしているとき、自動車王国デトロイトで、自分の理想とする自動車を作ることを夢見る男がいた。

ブレストン・タッカー。実在の人物の物語。

9歳のときから自動車にほれ込み、好きな自動車産業に勤め、幸せな家庭も得たが、長年の思いが募り、ついに自分で自分の夢である理想の車を作ることにした男の物語です。


家族や友人の協力の下に、タッカーの理想の車は、設計され大量生産されるかに見えたが、その車の斬新さとあまりの高性能ぶりに恐れをなしたビックスリーにより、妨害工作がされ、ありもしない自動車を売ろうとした詐欺罪で告訴され、裁判で、無罪を勝ち得たが、タッカーを生産するための工場はアメリカ連邦政府により没収され、ついにタッカー・トービードは51台以上生産されることはありませんでした。

ラストで、裁判所から出た後、完成したばかりのタッカーを連ねて帰っていく姿は、凱旋パレードのようであった。

主演は、ジェフ・ブリッジス。
最近では、『アイアンマン』(08年)にオバディア役で出演。すこし前はあの『トロン』(82年)。『サンダーボルト』(74年)でクリント・イーストウッドと共演。デビューはアカデミー賞の『ラストショー』(71年)である。

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好演してます。

名優ですが、”過小評価されている俳優ナンバーワン”に選ばれるくらい評価が低いのが気のどくです。


GMやフォード、クライスラーのビックスリーが妨害したという直接的な証拠はありませんが、政治的圧力をかけて潰したことは、承知の事実としてアメリカ自動車産業の負の歴史として刻まれてます。

現在、トヨタを攻撃している議員達も、ビックスリーからの力が働いていることは間違いありません。

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このタッカーの詐欺事件の裁判で、ブレストン・タッカー(ジェフ・ブリッジス)が、すばらしいセリフを言っています。

『もし大企業が斬新な発想を持った個人を潰したなら、進歩の道を閉ざしたばかりか、アメリカの自由という理念を破壊したことになる。
もしこうした理不尽を許し続けるならば、我々アメリカ人は、いつか世界一の席から滑り落ち、敗戦国から工業製品を買うことになるだろう』



第二次世界大戦から60余年。まさにタッカーのセリフ通り、アメリカは、あらゆる面で世界一の座から滑り落ちつつあり、自動車王国の中心であったデトロイトの街は、失業者と犯罪者があふれ廃墟と化してます。


日本も、他山の石としなければならないのは自明の理です。


日本では、トヨタ、ニッサン、ホンダなどの大メーカーのみしか、自動車の大量生産をできないような法律体系になってます。

消費者の安全のためと言って、容易に新しい会社が参入できません。光岡自動車など少数のメーカーが、限定された台数でしか作れないシステムになってます。

他の業種でも、同じようなことがおきてます。ベンチャー起業できないシステムになってます。

仕分け作業で、ロケット開発研究の予算を削り、スーパーコンピューターが二番でいいと言っているようでは終りです。

アメリカとおなじことが起きつつあるような気がします。


新しい風、斬新な考えを取り入れず潰していては、自動車の売り上げも伸びないし、いまの閉塞した経済状態から立ち直ることはないように思います。


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                    (上の画像は桃源児さんのブログから借用 


この幻の名車『タッカー』はトヨタ自動車のトヨタ博物館に行くと見られます。



他社の車まで展示しているのがトヨタのすごいところで、さらに売れなかった自社の車に、これは売れませんでしたと書いて展示しているところがすごいと思ったのですが、このころに戻って真摯な気持ちで自動車作りをして欲しいものです。

トヨタ自動車の最初は、自動織機の動いている工場の片隅から始まったのです。従業員に、うちの社長は頭がどうかしたのではないかと言われながら・・・・。


初心、わするるべからず!です。



                                  


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訃報

"チャンバラトリオ"の南方英治さんが亡くなったそうである。

合掌





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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
トヨタもとんだ受難だったのではないかと思えてきます。
タッカー、よく出来た映画でしたね。覚えています。
写真借用は別に構わないのですが、事前に一言、言ってくださると、嬉しかったのですが。
トラックバックさせていただきますね。
桃源児
2010/02/28 05:35
すいません 

公開したあと、事後承諾しようと思ったら、さきにコメントが・・・・

まことに申し訳ない!! 
ねこのひげ
2010/02/28 05:43
初めまして。
とても可愛くて素敵なブログですね。
私は写真が好きなので旅先の写真や趣味のお花、最近では仔猫の写真を中心に撮っています。また遊びに来ますので宜しくお願いします。
dragon pearl
2010/02/28 13:40
dragon pearlさん、こんばんわ♪
はじめまして
お褒めいただき恐縮です。(^^ゞ
こちらこそよろしくお願いします
ねこのひげ
2010/02/28 19:57

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